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2016年01月08日

現はなかったこと



 主人は、灘の横綱酒造に関わるお方と、女房に話したそうであるが、今、米の値段が上がっているのは米の相場を操っている複数の相場師が居る為だ。それは米そのものを買い貯めるたり、売り惜しみをしているのではなく、「株」と呼ばれる証券の遣り取りで値を吊り上げている。これから暫くは優纖美容米の値段が高騰する見込みなので、今「株」を買うと、直ぐに二倍、三倍に跳ね上がると薦められ、「試しに」と、五十両を出した。それが一ヶ月も経たぬうちに二倍に跳ね上がり、主人は百両近くを受け取った。
   「まだ、株の値段は上がるぞ」と、耳打ちされて、百両にもう百両追加して、その男に二百両を託した。一ヶ月後に四百両近くになって返って来た。
 妻の自分が必死に止めたが、主人は有頂天になり、さらに百両を足して、五百両をその男に渡してしまったが、それから一ヶ月経っても、二ヶ月経っても男から連絡は途絶え、主人は思い切って横綱酒造へ足を運んだ。
 そこで主人は唖然とさせられる事実を聞かされた。そんな男は優纖美容知らないと言われたのだ。事実、横綱酒造の主人以下全ての使用人に会わせて貰ったが、主人を騙した男は居なかった。
   「それで、ご主人は悲嘆に暮れて、首を括ったのですか」
   「はい、五百両も騙し盗られたと、生前、主人は悄気返っておりました」
 悲しみが蘇ってきたのであろう、妻の目に涙が光った。
   「ちょっと待ってくださいよ、そのお話に可怪しいところがおます」連続小説「江戸の辰吉旅鴉」というのを書いていて、「ツウと言えばカア」という表現を使ったが、江戸時代に「ツウカアの仲」なんて表だろう。

   「おい辰、喉がかわいたなぁ」
   「へい兄貴、ちょっと行って来ます」
 辰、駈け出して行くと、自動販売機で缶コーヒー「金の微糖優纖美容」を買ってきて兄貴に手渡す。皆まで言わずとも、今兄貴が缶コーヒー金の微糖を飲みたいと思っていることを辰は察知したのだ。

   「おい辰、さっきから若い女ばかりジロジロみてやがるなぁ」
   「別に…」
   「いいから、今から風俗へ行こうぜ」

 こんなのが、「ツーカー」の仲っていうのではないのだろうか。

 「ツーカー」の語源はなんだろうかと、検索をかけてみた。
  


Posted by 吉は笑顔を引っ at 18:40Comments(0)
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